ルミネでの買い物でポイントが貯まるルミネカードには、さまざまな特典があります。
しかし、発行しても本当にお得になるのか、Suicaや他の機能を上手く使いこなせるかどうかで悩んでいる方もいるかもしれません。
ルミネカードは、店頭での最短即日発行の手続き以外にも発行方法があるため、その手続きの違いなども知りたいと考える方も多いのではないでしょうか。
ここではルミネカードの特徴をはじめ、年会費や特典、到着までの日数などをご紹介します。
目次
ルミネカードとは
まずは、ルミネカードにはどんな特典と機能があるのでしょうか。
年会費や付帯している機能、他のクレジットカードとは異なる特典としてどんな点があるのかなどを、下記の4点を中心にして次から詳しく紹介しますので、参考にしてみて下さい。
・ルミネカードの基本情報
・ルミネカードで貯まるポイント
・ルミネカードはSuica機能付き
・ルミネでの買い物が5%オフ
ルミネカードの基本情報
ルミネカードはJR東日本のグループ会社の株式会社ビューカードが発行するクレジットカードのラインアップのひとつです。
交通系クレジットカードのためSuicaのチャージでポイントがお得になります。
また、実店舗やネット通販のルミネ、新宿駅直結のNEWoManなどで利用することでもポイントがついていきます。
Suicaへのチャージに加え、ルミネやNEWoManなどの店舗も利用する機会が多い方におすすめのカードです。
入会日や初年度の年会費は無料で、2年目以降の年会費が953円(税別)です。
Suicaの搭載はもちろん、ETCカードも申し込めます。
期間限定で入会キャンペーンを行っていることもあるので、事前に確認するといいでしょう。
ルミネカードで貯まるポイント
ルミネカードで決済するとJREポイントが貯まります。
通常のショッピングやサービスなどの支払いでは1,000円につき5ポイント、Suicaのオートチャージでは1,000円につき15ポイントが加算されます。
またJREポイントが貯まるお店では、ポイントカードとしても利用可能です。
JR東日本の駅を利用していて駅ビルのお店で決済するシーンが多い方はポイントが貯まりやすいといえます。
貯まったポイントはルミネの商品券への交換や、Suicaへのチャージに使うことが可能です。
ルミネカードはSuica機能付き
ルミネカードはSuicaへのチャージでポイントがもらえますが、ルミネカード自体に定期券やオートチャージ対応のSuica機能がついているので、別途発行をせずに1枚だけでショッピングとSuicaとして使えます。
他のクレジットカードの場合、種類によってはSuicaへのチャージはポイント付与対象外となるケースも珍しくありません。
年間でSuicaへのチャージが70,000円を超える方なら約1,000円の年会費分を超える1050ポイントがつくため、定期代用のクレジットカードとして持っておくのもよいでしょう。
ルミネでの買い物が5%オフ
ルミネカードはSuicaへのチャージに加えて、ルミネでのショッピングがお得になるのも大きなメリットのひとつです。
新宿や横浜などを始めとした15の対象店舗では、いつでもルミネカードによる決済で5%オフとなり、さらに年に4回ほどは10%引きにもなります。
値引き後の金額にはもちろんJREポイントも付与されます。
定期やSuicaでの利用金額が年間70,000円を超えない方でも、10%引きの際に10,000円のショッピングをするだけで年会費分とほぼ同等の割引を受けられます。
ルミネカードは店頭で最短即日発行可能なのか
ルミネカードは国内在住で18歳以上、電話連絡がとれる方であればルミネのお店で申し込み手続きが可能です。
店頭で手続きをした際にすぐにお店で使いたいと考える方もいるでしょう。
ルミネカードは最短即日発行されるケースもあり、その場合、手続きしたその日のうちに特典を受けられます。
即日発行されるカードや、手続きできる店舗などを下記で詳しくご紹介します。
即日受け取れるのは仮カード
ルミネの店舗で受け取れるのは店頭発行カードであり、本カードではありません。
いわゆる仮カードと呼ばれるものでSuicaの機能がついておらず、チャージや定期券の機能は利用できません。
また、発行までの20~30分の審査が必要でショッピング枠は最大20万円となっています。
店頭発行カードを利用できる店舗も13店舗と制限があるため、到着までの間に申し込みした店舗以外で利用する際には利用可能な店舗か事前に確認しておきましょう。
即日発行可能な店舗
ルミネカードが即日発行できる店舗の一覧です。
申し込み当日からルミネカードを利用したい人は下記の店舗を利用するといいでしょう。
<ルミネカードの即日発行可能な店舗>
店舗名 | 受付時間 |
---|---|
大宮店(ルミネ1) | 10:00~20:00 |
大宮店(ルミネ2) | 10:00~20:00 |
北千住店 | 10:00~20:00 |
池袋店 | 11:00~20:00 |
有楽町店(ルミネ1) | 11:00~20:00 |
新宿店(ルミネ1) | 平日11:00~20:00 土日祝10:30~20:00 |
新宿店(ルミネ2) | 平日11:00~20:00 土日祝10:30~20:00 |
ルミネエスト新宿 | 平日11:00~20:00 土日祝10:30~20:00 |
立川店 | 10:00~20:00 |
横浜店 | 10:00~20:00 |
町田店 | 11:00~20:00 |
荻窪店 | 10:00~20:00 |
藤沢店 | 11:00~16:00 |
川越店 | 11:00~12:00 13:00~18:00 |
大船ルミネウィング | 10:00~20:00 |
ニュウマン | 11:00~20:00 13:00~18:00 |
店頭で即日発行するなら時間に注意
ルミネ店舗でもお店によって専用カウンターの受付時間が異なります。
この時間内でなければ当日中に店頭発行カードを受け取れないので事前に手続きを行う店舗の時間を確認しておきましょう。
また、手続きからカード発行の審査までに20~30分ほどかかり、もし手続きに足りない書類などがあれば自宅に戻らなければいけません。
その後のショッピングを検討している方は、時間に余裕をもって向かいましょう。
ルミネカードの審査について
ルミネカードはクレジットカードのため、発行されるまでに審査があります。
この審査を通過しないと店舗発行カードだけではなく本カードやSuica機能を使うことができないため注意しましょう。
ルミネカードではどのような審査傾向があるのか、発行できなかった際に再申し込みするまでの期間の目安などについて詳しくご紹介します。
ルミネカードの審査基準
厳密にルミネカードの審査基準は公開されていませんが、審査基準はそこまで高くないという声があるようです。
しかし、誰でも発行されるわけではありません。
まず日本国内で満18歳を迎えており、電話連絡確認がとれるという条件があります。
それに加え一般的なクレジットカードと同様でビューカードはCIC、JICC、JBAの情報を元にしているため、これらの記録に支払いで問題があると判断されると発行が難しくなります。
また、ルミネのお店でお得になるカードのため、ルミネの利用者層として多い20〜30代は審査に通りやすいという声も出ています。
審査落ちした場合の再申し込みのタイミング
一度ルミネカードの発行審査に通らなかった場合でも、再度の申し込みが不可というわけではありません。
発行当時と再申し込みした際の状況が異なれば発行されるケースもあります。
再度申し込みすること自体に期限はありませんが、信用情報機関にクレジットカードの申し込み記録が保存される期間が半年のため、ひとつの目安として考えることができます。
例えば初回の申し込みで信用情報の記録が全くないため審査に通らなかったケースでは、再申し込みまでの間に信用できるクレジットヒストリーを積み重ねていることで、発行される可能性は高くなるでしょう。
ルミネカードの作り方
ルミネカードの申し込み方法として、店舗で申し込む方法と、インターネットから申し込みする方法の2種類があります。
それぞれの申し込みの流れにどのような違いがあるのかをご紹介します。
店舗での申し込みが面倒に感じるならインターネット、または毎日のように利用している店舗での手続きが安心など、自分に合った方法を選びましょう。
店頭で作るときの流れ
ルミネ店舗でルミネカードを申し込みする際には、下記のような流れとなっています。
3の店頭発行カードを受け取った時点からルミネ店舗でのショッピング利用が可能です。
- 専用の受付カウンターなどでタブレット端末を使って自分の情報を入力
- 個人情報の扱いなどについての同意書にサイン
- 本人確認書類を提出し、30分ほどの審査時間を経て店頭発行カードを受け取り
- 引き落とし口座はキャッシュカードなどでその場で登録、もしくは口座振替依頼書を持ち帰っての後日返送
- Suicaの機能がついた本カードが口座の登録完了から2週間ほどで到着
インターネット申し込みで作るときの流れ
インターネットからルミネカードを申し込む方法は下記の流れです。
- ルミネカードの申し込みサイト(ビューカードのサイト)にアクセス
- 個人情報の入力
- オンライン口座設定と本人限定受取郵便を利用するか選択
- 上記を利用しない場合には必要書類の郵送
- 審査の上、発行となればカードが到着
4の書類返送では、オンライン口座設定と本人限定受取郵便を利用すれば、書類を郵送する必要はありません。
この場合には最短1週間で自宅にカードが届くので、受け取りの際に本人確認書類を用意しておきましょう。
書類を郵送する場合には、書面到着後10日ほどでカードが届きます。
申し込みに必要な書類
申し込みに必要な書類は、手続き方法によっても異なります。
<店舗での申し込みの場合>
- 本人確認書類の原本
- 引き落とし口座のキャッシュカード(なくても可能)
<オンライン申し込みの場合>
- 本人確認書類(本人限定受取郵便の際は到着時)
- 引き落とし口座情報や銀行印(オンライン口座振替時は印鑑不要)
本人確認書類として有効な書類の一例として下記があります。
- 運転免許証
- パスポート
- 国民年手帳
- マイナンバーカード
- 写真付き住民基本台帳カード
これらの書類で実際の住所と記載住所が異なる場合には、実際の住所が記載された社会保険料や税金、公共料金の領収書などが必要となります。
クレジットカードの受け取り方法
ルミネカードはどのような申し込み方法でも、すべての機能が使える本カードは最終的に自宅へと郵送されます。
ルミネのショッピングを早く使いたいのであれば店頭発行カードを先に発行することですぐに使えるでしょう。
一方で、Suica機能を使いたいのであればインターネット申し込みでオンライン口座などを設定する方法が、手元に届くまでの期間は早いです。
「店頭で申し込み時」の届くまでの時間
店頭でルミネカードを申し込みした場合には、口座振替から2〜3週間ほどでカードが到着します。
店舗にてキャッシュカードで登録ができたら、約2〜3週間で手元に本カードが届きますが、口座振替依頼書の書類を送付する場合には、到着までの期間と到着後カード会社での処理も考えると1ヶ月ほど期間がかかると考えておくべきでしょう。
本カードを早く利用したい場合は、計画的に手続きをしましょう。
しかし、Suicaなどの機能ではなくルミネでの5%オフなどの特典を重視しているのであれば、その特典が使える店頭発行カードは手続き後、最短で20分から30分で受け取ることができます。
「インターネット申し込み時」の届くまでの時間
ルミネカードをインターネットで申し込みする場合の期間は手続き方法により異なります。
- 口座振替をオンラインで設定及び本人限定受取郵便で受け取り:最短1週間
- 書類を発送する場合:書類到着後最短10日
Suicaの機能を重視していてすぐにカードがほしい方は、口座振替をオンラインで設定するのが最短で自宅まで届きます。
またオンラインの手続きであっても、オンライン設定がつかえない銀行を設定したいけれど、銀行印がどれかわからない場合などは、店頭申し込みでキャッシュカードにて登録するほうが早いこともあります。
ルミネカードを作るときの注意点
ルミネカードはSuicaでのチャージやルミネでのショッピングがお得になるなどのたくさんのメリットがありますが、注意しておくべき点もいくつかあります。
まずは年間の利用有無にかかわらず、かならず2年目以降は年会費953円(税別)が発生することです。
税込み8%であれば約1,030円、税込み10%であれば約1,049円となるため、この年会費を超える特典を受けられる金額を利用する予定があるかを確認しておきましょう。
またSuicaのチャージはポイント対象となるものの、SMART ICOCAやSAPICAなどの他の一部交通系電子マネーへのチャージはポイント対象外となる点もあります。
まとめ
ルミネカードはルミネショッピングでの利用に加えて、Suicaの定期券やオートチャージをお得に利用したい方におすすめのカードです。
2年目以降の年会費はかかりますが、利用状況によっては特典が年会費分を上回り、よくルミネやSuicaを利用している方であればそれほど大きな金額ではありません。
手続き方法によっても到着までの期間が異なるため、すぐに利用したい方は事前に必要書類を準備しておき、早く受け取れる方法で手続きしましょう。